日本美術を代表する天才絵師、伊藤若冲の貴重な画集です。繊細な筆致と大胆な構図が特徴の若冲作品を、高品質な印刷で楽しめます。すでに絶版となっており、入手困難な一冊です。 長期の自宅保管品のため経年劣化と思われる色褪せ、擦れ、小傷などがございます。（画像でご確認ください。 ▶︎『若冲画譜』は、江戸時代の絵師・伊藤若冲（1716-1800）の作品を集めた画集です。 昭和51年発刊、定価40,000円 ▶︎内容の特徴 1.動植物の精細な描写 若冲の代表的なモチーフである鶏、鳥、魚、花、草木などを描いた作品が多く収録されています。彼の特徴であるリアルな細密描写と装飾的なデフォルメが融合した作風がよく表れています。 ▶︎2.木版画による再現 『若冲画譜』は、若冲の原画を木版画として印刷したものが多く、当時の日本画の学習用画集としての役割も果たしていました。版木を使った摺りの技術が、若冲独特の筆致や色使いを再現しています。 ▶︎3.江戸時代の画譜としての価値 画譜とは、絵の手本として作られた図録のことですが、若冲の画譜は単なる手本ではなく、美術的価値が高い作品集として評価されています。そのため、江戸時代の芸術研究や、日本画の技法を学ぶ上でも重要な資料となっています。 ▶︎4.水墨画や彩色画の両方を収録 若冲は水墨画と色彩豊かな作品の両方を手がけたため、『若冲画譜』にもその2つのスタイルが見られます。水墨画では力強い筆致、彩色画では細密な色使いが際立っています。 こんな人におすすめ ・伊藤若冲の作品が好きな方 ・江戸時代の日本画や浮世絵に興味がある方 ・細密描写の動植物画を鑑賞したい方 ・美術書・画集のコレクションをしている方 #伊藤若冲#画集 #書籍の断捨離リストはこちら